2008年08月30日

行ってみたいルノアール

久々の登場、タガミです。
お盆を過ぎた辺りから、急に気温が落ちたように感じられますが、いかがお過ごしでしょうか?

ところでみなさん、『ルノアール』を知っていますか?
私はつい最近まで知りませんでした。
いや、フランスの有名画家ではなくて、
東京都内に22店舗(?)もあるという、『喫茶室ルノアール』の方ですよ。
昨年テレビ東京で、その『喫茶室ルノアール』を舞台とした10分弱のドラマを放送していたそうな。
喫茶室ルノアールに日参する半ニートの暇な文筆家「私」の見た、
個性的過ぎるルノアールの客&店員達と、その「私」の暴走する妄想で
織り成されるそのドラマ、『去年ルノアールで』。
元々、雑誌『Relax』で連載されていた、せきしろ著『去年ルノアールで』をドラマ化したものだそうで、
あなたをゆるーい妄想ワールドに連れて行ってくれることでしょう。
残念ながらここ京都では放送はされていませんでしたが、DVDが出てます。
今すぐレンタル屋へGO。
(一体何の宣伝をしているのでしょうか、私は。いいかげん怒られそうです。)

が、その『去年ルノアールで』を観たらば、きっと惹かれるであろうのが、
ドラマ版公式ブックの『去年ルノアールで 田端店』です。
ドラマのシナリオを全16話分完全収録。
更に、原作者せきしろによる書き下ろし「続・去年ルノアールで」。
主演/星野源&監督/大根仁のエッセイ等々… おまけコンテンツも満載!
そんな嬉しい一冊、先日よりパルナのタガミ棚(まだあったんですよ)に追加致しました。

なんつって紹介してみたところで、
そもそもドラマ自体が京都で観れたわけでもなく、舞台となる喫茶室ルノアールもない…
とあらば、無意味―っつうか、不利っつうか、どうだろ、これ…? という気もしないではないですが。

いいんです。私が買いますから。
私だけが楽しみますから。

タガミ


去年ルノアールで田端店

著者名:せきしろ(著)
出版社:マガジンハウス
出版年:2007.09
ISBN :9784838718054

posted by パルナ書房 at 01:28| Comment(2) | TrackBack(0) | タガミの本棚

2008年07月14日

週末、東京へ

先週末東京へ行ってきました。
東京ブックフェアというイベントはご存知でしょうか?
東京のお台場、フジテレビのあるところです。
ゆりかもめに揺られて〜いやもちろん船ではないですが〜国際展示場駅で降りた正面にて開催されました。

どんなイベントかと申しますと
国内のみならず海外の出版関係者がブースを持ち、いろんな商談をしたり、一般読者が割引購入できるサービスがあったりします。
詳しくはこちらに
http://www.bookfair.jp/about/outline.html

書店の店長はなかなか休めないものですから
毎年関係者からのお誘いもお断りしていたのですが
今年は東京のお店をチェックしたいという目的もあり行くことにしました。

会場に着くとものすごい人だかり
お客さんのほとんどは一般読者で驚きました。
割引販売のニーズってすごいんですね〜
とある出版社の売れ筋良書が半額以下で販売していたので
後の飲み会でその営業マンにいやみを言ってしまいました。
ちなみにパルナではその商品いまだ定価販売しております。
特に賑わっていたのが京都コーナー
京都ブランド健在なんですね。
商談するつもりが出版社のブースにも近づけないありさまで
遠くから知り合いの営業マンに目で挨拶して引き上げました。
いや大盛況でした。

その夜は書店側と出版社営業マンで銀座にて懇親会
夏なのにもつ鍋
しかしここでたっぷり交渉でき仕事したという満足感あり
これやったら最初から懇親会だけでよかったなと言う声あり

翌日には本の街、神田神保町にて、書泉、三省堂そのほかもろもろの書店巡り
そこでは最後に「時代屋」という時代小説専門店をチェック
パルナも時代小説には力を入れているので前から気になっていたのです。

店員はハッピみたいな着物姿
書籍は時代物関連ばかり照明もダウンライトで雰囲気バッチリ。
しかしなぜかananのようなファッション雑誌が普通においてあったり・・・
二階には茶屋もあり、そこには作家らしきお客さんが店長と談笑
お客さんも若い女性ばかりでいろんな意味で時代物のイメージを覆してくれました。
「時代屋」を出ようとふとお店のチラシを見ると
京都に出店!!
一気に疲れが、何のために東京に来たのやら・・・

場所を変えて東京の友人「I」の案内で千駄木の往来堂へ
パルナ書房と同じく20坪の本屋さんです。
10数年前にある店長が町の本屋復権をかかげて開いたお店です。
業界関係者で知らない人はいない伝説の書店
その店長はのちにカリスマ書店となり、本を出して講演して何者かわからなくなっていかれました。

往来堂さんはなかなかまったりしたええ雰囲気の本屋でした。
町の本屋なのに難しい本が所狭しとおいてあり
一方でサンデーがあったり、陳列もそれなりに乱れていてちょっと安心したりして
この本屋は千駄木という町と一緒に見なくてはいけませんね
不忍通り沿いから根津、千駄木それから日暮里駅の間にいろんな町の本屋さんがあるようです。
不忍ブックストリートなる小冊子mapがお店にありました。
時間があれば「不忍ブックストリート」を片手にゆっくり町を歩きたいなと思わせる、
そんな下町のほっとさせてくれるいい雰囲気でした。

後は東京駅前の丸善で圧倒されて新幹線です。

のんびり本屋巡りを楽しんでいるように書いてますが
実際には炎天下で汗だく、頭はボーとなり、歩きつかれて足は棒になる
普段は地下鉄など利用しない上、東京の錯綜する地下鉄網はようわからんし

昨日チェックしたばかりなのにもう往来堂の書棚があいまいに・・・

秋になったら改めて勉強しに行こうと思います。
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2008年06月16日

ポスト消費社会のゆくえ〜上野千鶴子

上野千鶴子は難解と敬遠するなかれ

対談ならすらすら面白く読めます。
なんとあの堤清二との対談です。
消費社会の行方をセゾングループを破綻させた本人に質すとは
上野千鶴子はやはり恐ろしい。

本書を読む前に
「消費社会から格差社会」
を読んでおくことをオススメします。
下流社会の三浦展との対談です
よって気軽に読めるのでご安心を
この対談で出た疑惑を「ポスト消費社会のゆくえ」において
本人から答えさせるというしかけです。

さてこの後に佐野眞一の「カリスマ」を読むとさらに面白い
こちらはダイエーの中内功のお話
佐野眞一はくどいのが困り物ですが・・・しかも上下巻で分厚い
そして「戦後戦記」佐野眞一を読めばもう完璧
ゲップがでます。
気後れされた方は「カリスマ」をはずして
「戦後戦記」だけにしても可です。

日本の消費社会、それを支えた流通のたどった道
「ポスト消費社会」と「カリスマ」の共通項は東西の両カリスマを通して
戦後の日本のあり方を問うていることです。

理想社会の実現を目指したお公家さん
流通革命に燃えた成り上がり

惹かれるのは中内功、働くなら堤清二の下で(笑)

それにしても上野千鶴子も佐野眞一も
どうして勝者たる鈴木敏文を選択しなかったのはなぜでしょう。

「戦後戦記」では佐野眞一が対談していますが、
鈴木敏文の言葉は対談というより単なる質問への回答。
面白くもなんともない合理主義といった印象です。
その後に佐野眞一と堤清二の対談が掲載されています。
こちらの対談も上野千鶴子に負けず面白しろいのですがそれだけに対照をなしています。

本書を読めば「堕ちたカリスマ」と単純に批判できなくなります。
怨念のような情熱や餓鬼の如くつきない欲望(佐野眞一風に)
あるいはその教養の深さや高い理想
凡人はただかしずくのみです。
ポスト消費社会のゆくえ

著者名:辻井喬(著)
上野千鶴子(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2008.05
ISBN :9784166606337


消費社会から格差社会へ

著者名:三浦展(著)
上野千鶴子(著)
出版社:河出書房新社
出版年:2007.04
ISBN :9784309244174


カリスマ 上巻

著者名:佐野眞一(著)
出版社:新潮社
出版年:2001.04
ISBN :9784101316314


戦後戦記

著者名:佐野眞一(編著)
出版社:平凡社
出版年:2006.06
ISBN :9784582824469

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2008年06月04日

余部鉄橋の絵葉書

山陰本線.jpg
余部鉄橋の絵葉書

先日御来店された「のんびり山陰本線でいこう!」の著者野村先生が
余部鉄橋の絵葉書を送ってくださいました。
もちろん先生御本人が撮影された写真を御自分で葉書にされたものです。

鉄橋は余部、なぜか駅は餘部
現在の余部鉄橋はもうすぐ見納めの運命とか
本書を読めばその謎も解けます
ちょっと大げさか

実は撮影アングルが貴重な写真です。
本書御購入のお客様にはもれなく差し上げます。

月曜に来店、水曜の朝に葉書がパルナに届く
旅はのんびり、仕事は早い野村先生

実はビジネス書でも活躍されてる先生でした。
イラストでわかるプロフェッショナル時間術

著者名:野村正樹(著)
ふるはしひろみ(画)
出版社:東洋経済新報社
出版年:2001.12
ISBN :9784492105139


人生の黄金時間をつくる50+手帳術

著者名:野村正樹(著)
出版社:東洋経済新報社
出版年:2006.10
ISBN :9784492042632

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2008年06月02日

チラシをまけば雨

本日(6/2)の朝刊に5000枚のチラシ(Leafの町家でごはん)を折込
朝起きれば雨、一日雨です
ルルル♪

出版社のLeafの営業マンが来店
 どれだけ売れました!

取次の支店長から電話
 反響はどうでした?

そして、昼過ぎ
「のんびり山陰本線で行こう!」の野村先生がスズキ氏と来店
雨は降り続きましたが話に花が咲く
丹波口駅には4度降りられたとか

野村先生がお帰りの後、ほどなく「のんびり山陰本線〜」
が売れました!

雨の中、奇跡の一冊でした。

スズキさんあれから売れたんですよ〜ウソみたいでしょ!

お客様に
さきほどこの本の野村先生がいらしてたんですよと申し上げたら
じゃ、もうちょっと早くきてたらサイン本もらえたねって

Leafも「のんびり山陰本線〜」も雨が降っても頑張って売ります。



さあ、返品しよ。
posted by パルナ書房 at 18:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 本屋稼業〜雑感

2008年06月01日

「京都町家でごはん236」〜チラシを作ってみました

パルナでこんなチラシを作ってみました。

s-leaf.jpg

Leaf毎年恒例の6月の特大グルメ特集
7月はカフェ
そして今回で4号となる「京都町家でごはん236」
毎号好評でついに4冊目!
そんなに町家ってあるんかいな・・・
と思われた方はぜひパルナで本誌をご覧ください。

出版社のLeafさんに協力をいただいてチラシを作ってみました。
6/2の月曜の朝刊に折り込んでます。

雨が降りませんように・・・
京都町屋でごはん236

著者名:
出版社:リーフ・パブリケーションズ
出版年:2008.05
ISBN :9784901924368

posted by パルナ書房 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 京都本

2008年05月17日

のんびり山陰本線で行こう!〜店長

山陰線に乗ったらどこまでいけるの?

CA350064.jpg

パルナのスタッフに質問してみたら・・・
 
 鳥取?

 舞鶴?

これらの回答はまだマシな方で

北陸出身のスタッフになると

 滋賀ですか?

珍回答続出で、パルナの行く末を案じてしまいます。

そんなマイナーなイメージのある山陰本線を
終着駅まで行ってみようと挑戦したのが

 「のんびり山陰本線で行こう!」野村正樹著 

もちろん先の回答は九州の手前、本州の西の端、下関です。

城崎や鳥取あたりまでならみなさんも山陰線を利用されたご経験がおありでしょう。
しかし下関となると山陽新幹線ですね。
それを山陰線で京都から下関まで
人生になぞらえて、著者野村氏と共に
日陰の人生、それも悪くないじゃないかとのんびり旅を楽しむ趣向です。
題して

「陰の細道」


京都駅のはずれにある山陰線乗り場にあきれ
単線の丹波口駅のまばらな時刻表をみて唖然とする

紀行らしくなるのは豊岡あたりから
後はのんびり山陰の一人旅を楽しめます。

本書を読みながらかつて行った旅先の思い出にふけったり
ツッコミをいれたり・・・

私の場合は就職して初めて行った社員旅行が城崎温泉
一泊二日の旅なのになぜかその夜、課長と同僚の不倫騒動発覚!
へたな二時間ドラマみたいな旅
ちなみに帰りの汽車にその二人はいませんでした・・・

京都人ならみんなそれなりの楽しみ方ができるのが本書の魅力です。


なお、ただいま本書ご購入の方にもれなくクリアファイル等の粗品を差し上げております。
発売元の東洋経済新報社すずき氏のご好意です。
ビジネスに強い出版社だけに旅とはあまり関係のないものばかり
粗品には大きな文字の
「四季報」
が踊っております・・・

のんびり山陰本線で行こう!

著者名:野村正樹(著)
出版社:東洋経済新報社
出版年:2008.04
ISBN :9784492043097

posted by パルナ書房 at 01:39| Comment(5) | TrackBack(0) | 京都本

2008年04月03日

飽食の果ての貧困

雨宮処凛
イジメ、おっかけ、リストカット、右翼、左翼・・・

2000年発行の『生き地獄天国』
なんて真面目に真っ直ぐに生きようとする人なんだろう
しかし彼女の主張する生きにくさ、やりがいの見つけにくい世の中は
今の時代の多くの若者が共感するのでは

なぜ今の若者が右に共感し
どうして、かつての団塊の世代が熱狂した左に向かないのか

「プレカリアート―デジタル日雇い世代の不安な生き方」
では石原慎太郎との対談で見事にすれ違う

戦前、高度成長期に生きた世代と90年以降に社会に出た世代の違い

飽食の果ての貧困 
そんなキーワードがよく理解できます。

しかし、フリータの連携で解決できるのか
なぜ企業は過酷な人件費削減をせざるを得なくなったのか
それを要求しているのは消費者でないのか
もはや生産者が価格を決める時代ではなく消費者が選択する時代になったのでは
市場社会、市場経済というものを踏まえる必要があるのでは
労働者の反乱といった本当に貧しい時代の古い手法では解決できない
社会の貧困から成熟といった日本社会の大きな変化が底辺にあるのでは?

それにしても雨宮処凛の
『生き地獄天国』から「貧困と愛国」までの成長の速さはすごい。
この8年間自分は何をしていたのだろとうろたえる
彼女なら右左を超えた何かをつかむかも
貧困と愛国

著者名:雨宮処凛(著)
佐高信(著)
出版社:毎日新聞社
出版年:2008.03
ISBN :9784620318486

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2008年01月24日

寒いですねえ 寒いですねぇー

お久しぶりです。小柴です。
さいきんめっきり寒くなって私もカゼをひきました。無念。

寒いときは部屋にこもって好きな本とかマンガを読むのが一番いいんじゃないでしょうか!
みなさんもお体には気をつけて。

ところで私の小柴棚といえば、とくに大きな変化も見せずパルナの一角、二段目におるわけですが、なんだかたまに本が減っているみたいで、うれしい限りです。
そして、私の棚の本を買ってくださったお客様には、どこかしら私と趣味が合う、という特典つきですからね!(全然うれしくないですか、そうですか)

さて、そんな私実は1月いっぱいでパルナを離れる事になりまして、できたばかりのコシバ棚もそろそろ見納め…ということになります。
というわけでまだチェックをしてないそこのあなたは今からパルナへ行ってみることをオススメします(笑

なんといっても今のオススメは大人袋です。
わたしああいうシュールなマンガもダイスキです。


大人袋 1
著者名:中川いさみ(著)
出版社:小学館
出版年:1996.10
ISBN :9784091790866



もちろん私の棚にありますよ!!


そういえばさいきん、レジの中のFaxの位置が変わってすごく快適な気分のコシバでした。
では、また後日書かせていただきます。

こしば(:-D)
posted by パルナ書房 at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 小柴の棚

2008年01月09日

そんな事はないですか?

しばらく前にタガミ棚について初書き込みをした時点で、
正直、もうスッカリひと仕事終えたような気でいたところ、
先日とうとう店長より「ブログは?」とのお言葉が…。
「あ、そう。そうですね・・。」
そんなわけで、二度目の登場タガミです。

基本私は、夜寝る前に布団に入ってから本を読む習慣があります。
一日の最後の楽しみ・・ちょっとした至福の時・・だったりして、
コレが一度習慣付いてしまうとやめられない。
どんなに寝るのが遅くなっても読む。どんなに眠くても読む。
目がショボショボでも、本を開く・・・。
そうなると、知らないうちに眠りに落ちている事になる。
朝起きてみると、部屋の電気がツケッパ。(スタンドはありません)
そして何より、布団の中からぐっちゃぐちゃになった文庫が・・・。
更に、連日おんなじ事を繰り返し、

こうなります・・・。
bunko.jpg

最近は出来るだけ気をつけるようにはしていて、
ここまで見るも無残な有様になることはありませんが。
寝る前に本を読む・・という方は、私の他にも沢山
いらっしゃるかと思いますが、皆さんどうしているんでしょうかね?
やっぱり残念な事になってるんですかね?


タガミ
posted by パルナ書房 at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | タガミの本棚