イジメ、おっかけ、リストカット、右翼、左翼・・・
2000年発行の『生き地獄天国』
なんて真面目に真っ直ぐに生きようとする人なんだろう
しかし彼女の主張する生きにくさ、やりがいの見つけにくい世の中は
今の時代の多くの若者が共感するのでは
なぜ今の若者が右に共感し
どうして、かつての団塊の世代が熱狂した左に向かないのか
「プレカリアート―デジタル日雇い世代の不安な生き方」
では石原慎太郎との対談で見事にすれ違う
戦前、高度成長期に生きた世代と90年以降に社会に出た世代の違い
飽食の果ての貧困
そんなキーワードがよく理解できます。
しかし、フリータの連携で解決できるのか
なぜ企業は過酷な人件費削減をせざるを得なくなったのか
それを要求しているのは消費者でないのか
もはや生産者が価格を決める時代ではなく消費者が選択する時代になったのでは
市場社会、市場経済というものを踏まえる必要があるのでは
労働者の反乱といった本当に貧しい時代の古い手法では解決できない
社会の貧困から成熟といった日本社会の大きな変化が底辺にあるのでは?
それにしても雨宮処凛の
『生き地獄天国』から「貧困と愛国」までの成長の速さはすごい。
この8年間自分は何をしていたのだろとうろたえる
彼女なら右左を超えた何かをつかむかも
貧困と愛国
著者名:雨宮処凛(著)
佐高信(著)
出版社:毎日新聞社
出版年:2008.03
ISBN :9784620318486
