2008年06月16日

ポスト消費社会のゆくえ〜上野千鶴子

上野千鶴子は難解と敬遠するなかれ

対談ならすらすら面白く読めます。
なんとあの堤清二との対談です。
消費社会の行方をセゾングループを破綻させた本人に質すとは
上野千鶴子はやはり恐ろしい。

本書を読む前に
「消費社会から格差社会」
を読んでおくことをオススメします。
下流社会の三浦展との対談です
よって気軽に読めるのでご安心を
この対談で出た疑惑を「ポスト消費社会のゆくえ」において
本人から答えさせるというしかけです。

さてこの後に佐野眞一の「カリスマ」を読むとさらに面白い
こちらはダイエーの中内功のお話
佐野眞一はくどいのが困り物ですが・・・しかも上下巻で分厚い
そして「戦後戦記」佐野眞一を読めばもう完璧
ゲップがでます。
気後れされた方は「カリスマ」をはずして
「戦後戦記」だけにしても可です。

日本の消費社会、それを支えた流通のたどった道
「ポスト消費社会」と「カリスマ」の共通項は東西の両カリスマを通して
戦後の日本のあり方を問うていることです。

理想社会の実現を目指したお公家さん
流通革命に燃えた成り上がり

惹かれるのは中内功、働くなら堤清二の下で(笑)

それにしても上野千鶴子も佐野眞一も
どうして勝者たる鈴木敏文を選択しなかったのはなぜでしょう。

「戦後戦記」では佐野眞一が対談していますが、
鈴木敏文の言葉は対談というより単なる質問への回答。
面白くもなんともない合理主義といった印象です。
その後に佐野眞一と堤清二の対談が掲載されています。
こちらの対談も上野千鶴子に負けず面白しろいのですがそれだけに対照をなしています。

本書を読めば「堕ちたカリスマ」と単純に批判できなくなります。
怨念のような情熱や餓鬼の如くつきない欲望(佐野眞一風に)
あるいはその教養の深さや高い理想
凡人はただかしずくのみです。
ポスト消費社会のゆくえ

著者名:辻井喬(著)
上野千鶴子(著)
出版社:文藝春秋
出版年:2008.05
ISBN :9784166606337


消費社会から格差社会へ

著者名:三浦展(著)
上野千鶴子(著)
出版社:河出書房新社
出版年:2007.04
ISBN :9784309244174


カリスマ 上巻

著者名:佐野眞一(著)
出版社:新潮社
出版年:2001.04
ISBN :9784101316314


戦後戦記

著者名:佐野眞一(編著)
出版社:平凡社
出版年:2006.06
ISBN :9784582824469

posted by パルナ書房 at 01:06| Comment(9) | TrackBack(1) | 今週の書棚

2008年06月04日

余部鉄橋の絵葉書

山陰本線.jpg
余部鉄橋の絵葉書

先日御来店された「のんびり山陰本線でいこう!」の著者野村先生が
余部鉄橋の絵葉書を送ってくださいました。
もちろん先生御本人が撮影された写真を御自分で葉書にされたものです。

鉄橋は余部、なぜか駅は餘部
現在の余部鉄橋はもうすぐ見納めの運命とか
本書を読めばその謎も解けます
ちょっと大げさか

実は撮影アングルが貴重な写真です。
本書御購入のお客様にはもれなく差し上げます。

月曜に来店、水曜の朝に葉書がパルナに届く
旅はのんびり、仕事は早い野村先生

実はビジネス書でも活躍されてる先生でした。
イラストでわかるプロフェッショナル時間術

著者名:野村正樹(著)
ふるはしひろみ(画)
出版社:東洋経済新報社
出版年:2001.12
ISBN :9784492105139


人生の黄金時間をつくる50+手帳術

著者名:野村正樹(著)
出版社:東洋経済新報社
出版年:2006.10
ISBN :9784492042632

posted by パルナ書房 at 12:01| Comment(4) | TrackBack(0) | 本屋稼業〜雑感

2008年06月02日

チラシをまけば雨

本日(6/2)の朝刊に5000枚のチラシ(Leafの町家でごはん)を折込
朝起きれば雨、一日雨です
ルルル♪

出版社のLeafの営業マンが来店
 どれだけ売れました!

取次の支店長から電話
 反響はどうでした?

そして、昼過ぎ
「のんびり山陰本線で行こう!」の野村先生がスズキ氏と来店
雨は降り続きましたが話に花が咲く
丹波口駅には4度降りられたとか

野村先生がお帰りの後、ほどなく「のんびり山陰本線〜」
が売れました!

雨の中、奇跡の一冊でした。

スズキさんあれから売れたんですよ〜ウソみたいでしょ!

お客様に
さきほどこの本の野村先生がいらしてたんですよと申し上げたら
じゃ、もうちょっと早くきてたらサイン本もらえたねって

Leafも「のんびり山陰本線〜」も雨が降っても頑張って売ります。



さあ、返品しよ。
posted by パルナ書房 at 18:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 本屋稼業〜雑感

2008年06月01日

「京都町家でごはん236」〜チラシを作ってみました

パルナでこんなチラシを作ってみました。

s-leaf.jpg

Leaf毎年恒例の6月の特大グルメ特集
7月はカフェ
そして今回で4号となる「京都町家でごはん236」
毎号好評でついに4冊目!
そんなに町家ってあるんかいな・・・
と思われた方はぜひパルナで本誌をご覧ください。

出版社のLeafさんに協力をいただいてチラシを作ってみました。
6/2の月曜の朝刊に折り込んでます。

雨が降りませんように・・・
京都町屋でごはん236

著者名:
出版社:リーフ・パブリケーションズ
出版年:2008.05
ISBN :9784901924368

posted by パルナ書房 at 23:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 京都本